どうも!これまで3度転職をしてきたスコプラ(@sukoplus)です。
最近Twitterやネットニュースで見かける退職届の拒否についてどう思います??
「ちょっと信じられない」というのが正直な感想です(^^;
あ、これらの報告が嘘だというわけではなく、退職届を拒否されているという実態に驚いているという意味です(^^;
これまで3度の退職で拒否されたことが無かったことはラッキーだったんでしょうか^^;
まぁ、そんなことはないんでしょうがね・・
幸いにも私はこれまで人間関係が合わず退職をしたわけではないので退職の際には(表面上は)残念がってくれましたし、みんな今後の人生を応援してくれました。
今思えばほんとにラッキーだったのかもしれませんね(^^;
退職願、退職届、辞表の違い
通常、退職の際に提出するものとして、多くの人は
- 退職届
- 退職願
- 辞表
あたりを思い浮かべるんじゃないでしょうか。
同じように見えますが実は効力も立場も全部違うんです。
この違いわかります?
退職願とは
退職願とは「願」、「お願い」があるとおり、退職をお願いするものです。
これはあくまでも退職のお願いなので、退職願を提出したからと言って退職が約束されたわけではありません。
会社が届け出を承認して初めて退職が可能になります。
つまり会社が承認しなければ退職できない事になります。
承認されるまでは届け出を撤回することも可能な届け出です。
自己都合の退職の際などに提出されることが多い届け出です。
もしこの退職願を提出している場合は拒否される場合もありますので、中には退職願を提出して拒否されたと言っている場合もあるかもしれませんね(^^;
退職届とは
一方、退職届は明確な退職の意思表示を表す場合に提出する届け出です。
民法の第627条には労働者は一方的な意思表示によって一定期間の後に会社を退職できることが認められています。
一方的な意思表示とは、退職届の提出もって明示され、一定期間とは2週間です。
つまり退職届を出せば法的には2週間を経過すれば退職できます。
この場合、会社は拒否することはできませんし、たとえ拒否したとしても退職届によって意思表示をした時点で2週間後には退職できます。
提出した時点で退職願とは違い撤回できない事も注意が必要です。
辞表とは
よく「辞表を提出する」という表現を聞きますよね。
あるいはドラマなどで「お前はクビだ!!辞表を書け!!」なんてセリフを聞いたことがあると思います。
今の時代実際にこんなこと言えば大問題になるかもしれませんけどね(^^;;
しかしコレ、実際は会社員が退職する場合に用いられるわけではなく、会社の役員などの偉い人がその役職を辞任する場合、公務員がその地位を辞任(退職)する場合に使われる届出です。
もしこの違いを分かっている上司に「辞表」を提出なんかしちゃった場合、
「君、何を辞任するの?役員だっけ??」
と言われかねません。
恥ずかしい思いをします(^^;;
退職届を拒否された人達
退職願、退職届、辞表の違いは理解していただけたと思いますが(辞めたい時は退職届ですよ?)、実際に退職届を拒否された(拒否はできません)人達を見てみましょう
こんなんじゃ終われないよ。
体調不良で早めた退職届の日を拒否されたんだけど( ^∀^)
他の従業員が休み返上してるから辞めさせられないって‥
他の従業員が頑張ってるから迷惑かけるなって事だろ
ちょっとスクショ晒したいぐらいに猛烈にイラついてるなう。— m. (@gomasio_m) 2019年3月1日
会長・管理者・仲の良い先輩が話してる最中に退職届持ってたけど受け取り拒否からの明日話を聞くからだそうでーーす
— 萠えです。 (@sorrow48) 2019年3月8日
退職届社長に出したら拒否られたんだけど、まじでなんなん、
— 宮本 佑真 (@199836miyamoto) 2019年3月8日
俺ァやめるかんな 退職届受取拒否されたから強硬手段使うかんな
— アルゴン (@newsflashvip) 2019年3月6日
お久しぶりです!
肉体労働系なんで、メールとか一切なく言葉の暴力でした。
おかしいなって思って友達に連絡したらパワハラでした。
思い出せる限りのことを簡潔に日付も添えて書いてます。
あとは退職届も拒否られてるんで、労基に相談です🤤— 三四 (@ym34MHz) 2019年3月3日
上司「退職届は受け取ったけど多分受理されないだろうね」
ワシ「いや拒否できませんし、肉体的以上に精神が限界で倒れると家族も会社も周りも迷惑だから早期に退職届出して来週からでも有給消化しようと…」
上司「うん、もう少し考えてみて」
ワシ「あの、ワシの心配は?」
上司「考えてみて」 pic.twitter.com/6XboX0GqEg— lagoon9673@ポラリス執筆中 (@lagoon9673) 2018年10月30日
キリがないほど出てきます(^^;
中には「退職願」を出してしまっている人もいるかもしれませんが、多くは「拒否できない退職届」を実際に拒否されている状況があるようです。
円満退職である必要がないなら、退職届は必要なことだけ書いてあればよく書式は問われません、かつ、会社等は受取を拒否できません(民法)。一方的に郵送でもよいです。
内容証明郵便ならさらに確実(受け取ったことを証明できる)。
あとこの辺が参考になるかと。https://t.co/YClAWWYkI7— tora8/虎八/清草(enl_A16) (@tora8_enl) 2019年3月9日
多くの人が回答しているとおり、退職届は受け取りを拒否することはできません。
提出した時点で有効な意思表示となります。
絶対に退職したい
そうは言ってもこれまでお世話になった会社です。個人的に仲が良かった人やお世話になった人もいるでしょう。
出来ることなら円満に退職したいものですね。
でも、だからといってズルズル引き延ばされるのも困ります。
そんな時、あなたに代わって退職を代行してくれる退職代行「EXIT」といったサービスも今はあります。
- 今すぐ辞めたい
- 引き止められたら断れない
- もうアノ人の顔を見たくない
- 退職後に離職票がいるが連絡したくない
もし1つでも当てはまってしまったら退職代行「EXIT」を使うことをお勧めします。
退職代行「EXIT」なら転職サポートもしてくれますので安心ですが、出来ることなら退職前に転職サイト最大手のリクルートが運営するリクナビNEXTやリクルートエージェントでの転職活動をしておくことをお勧めします。
会社にはそれぞれ個人に合う合わないがあります。
世の中には職種も様々。一緒に働く同僚も様々です。
今は新卒から定年までひとつの会社で働く時代ではなくなってきています(^^)
きっとあなたに合った職場もあります。
きっとまだ出会っていないだけです。
睡眠時間を除けば、多くの人の仕事の時間は一日の半分を占めます(^^;
辞めると決めたらスパッと辞めて次へ行きましょう!!
おしまい。