どうも!これでもたくさんの後輩や部下を持ってきたスコプラ(@sukoplus)です。
これまで4つの職場で合計20年近く会社員として働いて来ました。
学生時代のアルバイトも入れれば20年を超えてますね。
改めて書くと
めっちゃ働いてるじゃん( ゚Д゚)
その間の私の給料は何処へ・・・
なんか悲しくなってきましたが頑張って書きます!
あなたは部下や後輩はいますか?
ちなみに今、私に部下や後輩はいません(´っ・ω・)っ
転職により一番下のペーペーです。
とは言え私もこれまで3社で働いてきたなかで何人もの後輩や部下、新入社員や新人アルバイトの教育を担当して来ました。
なので上司や教育係の苦労はよくわかります(笑)
結構大変なんですよね、特に新入社員や新人アルバイトは。
頭を抱えている先輩や店長も多いのではないでしょうか。
私も最初は苦労しましたもん^^;
今回は私の経験で感じた新人に対する接し方を紹介します!
今新入社員や新人アルバイトを担当している方に何か参考になれば幸いです。
記事はこんな内容だよ
どんなタイプの新人?
ひとことで「新人に対する接し方」と言ってもやはり新人のタイプによって変わってくるものです。
あなたが担当している新入社員、新人アルバイトってどんな人ですか?
大まかなタイプ別に分けてみましょう。
1.元気だけが取り柄のタイプ
いわゆる元気だけのバカ。(誉め言葉)
このタイプは当たりです。
実際多くの仕事って経験さえ積めば覚えるスピードに差はあるにせよ作業的には誰でも出来るようになるものが多いはずです。
それなりに歴史のある会社であれば効率のいいマニュアルが自然に出来てくるものですしね。
新人に対しては誰もがおおらかな気持ちで見ることが多いので、元気さえあれば多少の失敗は許されるものです。
元気な新人は見ていてこっちの気分も良くなります。(完全におじさんの意見)
このタイプはほっといても成長します。
2.まじめタイプ
どうしても理論的に考える方が先行してしまい初めの一歩が遅いタイプが多いです。
書類などの事務的な仕事は新人らしからぬいい書類を作ったりします。
ただ仕事はまずやってみるという姿勢がプラスに働くことが多いので最終的には元気タイプに負けてしまう勿体ないパターンが多い気がします。
3.こつこつマイペースタイプ
最初は全然目立たなかったのに気付けば重要なポジションに就き、なくてなならない存在になってるタイプです。
天然だったり掴み所がないことが多いですね。
1人は欲しい一番信頼されるタイプです。
ここまでは教育担当としてはありがたい新人です。
こんなタイプばかりならそんなに悩みませんよね。
ここからは担当の頭を悩ませる新人です。
4.おどおどタイプ
新人は誰もが緊張しているのは分かっていますが必要以上にオドオドされると何も言えなくなってしまいます^^;
パワハラしてんのか?って思われてしまいそう^^;
営業や接客などの仕事であれば自信がなさそうに見えてしまうので相手も不安を感じてしまいますよね。
人によってはイラッとしてしまい必要以上に厳しく指導をしてしまう可能性もあります。
そして追い込まれて突然辞めていくパターンです。
5.やる気が感じられないタイプ
アルバイトに多いパターンです。
ほんとうにやる気がないのか、何をしたらいいのか分からないのか、とにかく指示を出すまで動かないタイプ。
アルバイトの場合はクビにするのは簡単ですが、教育担当として「自分には教育する能力がありません」と言っているのと同じです。
ヤル気を出させることが教育担当者としての腕の見せどころであり、面白いところです(^^)
6.社会常識を全く知らないタイプ
学生アルバイトによくあるタイプです。
これに対して「こんな事も知らないのか」などは禁句です。
「何も知らない」のが当たり前なんです。
だって経験がないんですから。
自分が当たり前だと思っていた事も経験をしたから覚えているんです。
小学生が名刺交換のやり方を知らないのは当然なのです。
新人は何も知らなくて当然
自分が当たり前だと思っている行動は本当に当たり前ですか?
業界だけの当たり前ではないですか?
何度も言いますが経験のない新人が何も知らないのは当たり前なのです。
子供の頃に箸を持つ練習をしたから今当たり前に箸が使えるんです。
会社で働いた経験があるからメールのccの意味が分かるんです。
それがたとえ一般常識であったとしてもそれを使う必要のない世界だってあるのです。
それなりに人生経験を積んでの転職であれば必要そうな常識は自分で調べたりするんでしょうが新入社員に多くを求めてはいけません。
何も知らない子供だと思って1〜10まで教えていくつもりでいましょう。
それが出来ないなら「私は人の教育は出来ません。」と進言しましょう。
職場に来ることが苦痛では成長はない
私が新人指導をする時に一番大切にしている事を紹介します。
人によっては「甘い」とか「舐めてるのか」と言う人もいるかもしれませんが、私の経験からも間違っていないと思っています。
それは
「職場に来る事を楽しいと思ってもらう」
です。
私自身も職場には遊びに行ってると思っています。
職場に行く目的は同僚たちに会うことです。
みんなと話をする為に行ってるのであって仕事をするためじゃありません^ ^
これだけ聞くと仕事せずに喋ってばかりなダメ社員と思われるかもしれませんがめちゃくちゃ仕事してますからね!
まず職場に行くことが苦痛であれば仕事なんてもっと苦痛ですよ。
それが仕事もわからない新人であればなおさらです。
だから新人にはまず職場に来る事を楽しいと思ってもらう事を優先します。
仕事なんてどうでもいいです。
仕事は遊びだ
子どもの頃に秘密基地とか作りませんでしたか?
私も小学生の頃に近くの竹林に段ボールで作った秘密基地でよく友達と遊んでました。
・・・あの秘密基地どうなったんだっけ・・?
あるいは溜まり場になってる友人宅とかありませんでした?
私も友人の家が溜まり場でした。
夏休みなどはほとんどそこで過ごしてました。ていうかほぼ住んでた。
いつでも行けば誰か友人がいるって感じです。
そこが職場だったら最高じゃないですか?
「仕事だから真面目にやれ」ってよく聞きますが、子どもの頃に真剣に、真面目にやってたのって勉強じゃなくてゲームとか趣味とか遊びじゃなかったですか?
「やりなさい」と言われた勉強ではなく「やめなさい」と言われるような事を目を盗んでまで没頭してなかったですか?
そう、それは楽しかったからです。
遊びだからこそ頑張るんです。
私が以前焼肉屋の店長をしていた時にこんなことがありました。
飲食店は若いアルバイトが多い職場です。これまで書いたように従業員が「遊びに来る職場」をモットーにやっていました。
みんな「遊び」に来てるので職場の雰囲気はよくなります。(実際シフトに入ってないのにみんな事務所に遊びに来たり食事に来たりしてました)
すると次は仕事自体が遊びになってきます。
売上アップのための様々なアイデアをだしてくれるようになりました。
ライバル店の情報とかね(笑)
ゲームで高得点を取る為に努力するように売上を上げるゲームに変わってきた感じです。
立場上冷静に判断しなければいけませんが基本的に彼等の「遊び」は出来る限り優先しました。
店内インテリアをいろいろ買ってきた時はさすがに驚きましたけど^^;
店を自分達のお店をもっといいものにしようと思って自発的に買ってきたんです(笑)
あ、もちろんお金は払いましたよ。
もう一度言います。「仕事が遊び」と思えれば勝手に成長する
人は楽しいと思える事は周りが止めてもやるんです。
それを間違った方向に行かないようにするのが教育担当者だと思います。
中にはクビにした人数を自慢する人もいますが人を育てる能力の無さを自慢しているってことに気付いて欲しいです。
まぁそうゆう人は一生気づかないんでしょうけどね^^;
職場環境というのは本当に大切です。
私の今の職場は仕事しながらみんなでよくしゃべってますよ。
アルバイトもここはみんなが仲良くて楽しそうですねって言ってくれます。
コミュニケーションが密になることで難しいミッションでも全員で対応できるんです。
そうなると事務所としての実績も勝手に上がってくるものです。
後輩に職場に来る楽しさを教える立場として、もし自分自身が職場に行く事を苦痛と感じているのであればどんな事でもいいです、楽しんでください。
仕事が苦痛なら仕事以外のことでもいいんです。
今日は昼ごはん何食べようとか、同僚とくだらない話をしようとか。
なんでもいいです、職場に来ることを楽しめれば全てが好転しますよ。
タモリさんもこう言ってます。
「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!!」
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おしまい。