どうも!試食大好きスコプラです!!
スーパーやデパートなどの食品売り場に行くとよく試食販売員さんが
「新発売の〇〇です。ご試食いかがですか~」
「試食していって下さ~い」
とかやってるのよく見かけますよね。商品の味を知ってもらうためシンプルに焼いてるだけのものが多いようなきがしますがメチャクチャ惹かれませんか?(笑)
でも食べて買わないのは申し訳ないし・・・でも今日はそれを買う予定はないし・・・どうせ食べるだけのオジサンでしょ?って思われるのも嫌だし・・・
試食販売を見た時、みなさんどうしてますか?
- 勧められたら試食する
- 見つけたら絶対食べる
- 試食してさっさとその場を去る
- 試食したら買わないと申し訳ないから食べない
- 今日は買わないの分かってるから食べない
- なんとなく試食してる自分が恥ずかしいから食べない
こんなところですかね。
でも試食販売員さんの立場から言えば
買わなくても食べてあげた方がいいみたいですよ?
試食販売員ってこんな人
試食販売員ってお店の従業員なの?
「スーパーで働いてる人なんだから当然スーパーの従業員でしょ?」って思いませんか?
はい、私もそう思ってました^^;
しかし実際多くの場合その店舗に直接雇用されている社員や、パート、アルバイトではなく、その商品のメーカーから依頼を受けた派遣会社から派遣されたスタッフが多いようです。
なので試食販売員さんにお店自体のクレームや要望、商品の陳列場所を聞くことはナンセンスです(笑)
その場所を借りて商品の宣伝、販促を行っているだけなので聞かれても困りますよね。まぁ店舗で働いている人には変わりないので商品の場所を聞きたい気持ちは分からなくはないですが^^;
マネキン・・?
「試食販売」で検索すると関連キーワードとして「マネキン」というワードが出て「ん?」となったんですが、このマネキンというのは業界用語で百貨店やスーパーなどで宣伝活動・販売促進を行う販売員のことを言うようです。
ん~・・・業界によって色々な専門用語があって面白いですね。
試食してあげた方がいいってホント?
試食販売の目的
そもそも試食販売をする目的って何なんでしょう。
だって試食はあくまでも試食で、実際多くの人が試食だけで終わることが多くないですか?私自身購入した数より試食だけの回数の方がはるかに多いはずです^^;
売上・利益をみるとあまりメリットが無さそう・・・
販売店舗からすれば試食販売で店舗内が活気づきそこから売り上げにつながることが目的でしょう。
でも試食販売を実施しているのは多くの場合店舗ではなくその商品のメーカーさんです。メーカーさんが試食販売をする目的は商品の宣伝とリサーチです。
- 食べてもらって味を知ってもらうこと
- 味の評判はどうか
- 改良点はないか
等です。
これらは試食に使われた食材の量や試食した人からの意見から集めるんです。
マネキンさんは報告書を書く
いくら試食してもらってもそれだけではメーカーさんには伝わりませんよね。
そう、マネキンさん(販売員さん)は報告書を書くんです。
報告書の書式や内容はメーカーや派遣会社によって違うようですが必ず必要になるのが
- 食べた人数(使った食材量)
- 年齢層
- 商品に対する意見(味・値段・量)
です。
そしてそれがマネキンさんの実績になり給料にも直結するようです。
なのでマネキンさんとしては、たとえ売れなくても食べてもらえるだけでマネキンさんの実績になるので嬉しいのです。(もちろん購入までしてくれればメチャクチャ喜びます(笑))
そして試食をしたら「美味しい」の一言でもいいので何か感想を伝えてあげてください。
いくら試食をしてもお客さんの意見が無ければメーカーとしてはその商品がウケているのかわかりませんからね^^;
それによって次回も仕事に呼ばれるかどうかはマネキンさんには死活問題です^^;
食べるだけで喜ばれる!!
どうですか?これがマネキンさんの為にも遠慮せず試食はしてあげた方がいい理由です。
「食べるだけかよ!ケチくせーな!」なんて誰も思いません(笑)
逆に「食べてくれてありがとうございます」です。
でも、もちろんいくら食べてもいいわけじゃないですよ?(;^_^A
あくまでも試食ですので味を知るためであってお腹を満たすためじゃありませんからね(笑)
おまけ
そうそう、スーパーやデパートにとって活気づくだけではないもう一つのメリットがあるんです。
多くの人は「少し食べることによって逆にお腹が空く」って知ってました?
少し食べることによって食欲が刺激されて逆にお腹が空くようです・・・確かに言われてみれば^^;
それによって衝動買い的に売り上げアップに繋がるんですって(笑)
メンタリズムってやつですか?(違うか…?)
こう書くとスーパーにまんまと操られているような気もしますが,
- スーパーにとっては売上アップ
- メーカーにとっては宣伝・リサーチ効果
- お客さんにとってはタダで食べられる(ゲス顔) ※意見を伝えてくださいね
そう考えたら試食って誰にとってもwin-winなシステムですね(笑)