仕事

部下の出来が悪いと嘆く前に自分の出来の悪さを嘆いた方がいいって話

どうも、スコプラです。

「うちの○○は全然だめだ!」

「今更こんなこともできないのか!」

「あいつは全然成長してない」

とかを飲みの席などで恥ずかしげもなく言う人いますよね。

ではちょっと別の言い方にしてみましょう。

「うちの○○は全然だめだ!」

「俺の指導力は全然だめなんだ!」

「今更こんなこともできないのか!」

「俺はこんなことも教えることができないんだ!」

「あいつは全然成長してない」

「俺は指導者として全然成長してないんだ!」

どうですか?こう言い換えたら恥ずかしくないですか??( ̄▽ ̄;)

「この親にしてこの子あり」

本来この言葉は「立派な親からは立派な子が生まれる」という誉め言葉なんですけど悪口として使われることも多いですよね^^;

同じような言葉で悪い意味なら「親が親なら子も子」でしょうか(笑)

いずれにしても何も知らない子供は育てられた親に似るというものです。

それは社会人でも同じです。

新入社員は最初何も知りません、いわば子供です。上司や指導員は社会人としての基本や会社や業界のルールを教える親です。

部下の出来が悪い原因

部下が成長できてない原因が上司や指導者にあるのは言うまでもありません。

めんどくさいので「上司」とします^^;

じゃぁ上司の何が悪いのでしょう。

何もできないと思うこと

大学を卒業してすぐの新入社員の多くは22歳です。

22年間生きていればこれくらいわかるだろうと思ってはしまうのです。

しかし学生の22年間と社会人は全く別物です。それこそ親が子供に教えるかのように1から教えなければいけません。

サッカーを始めたばかりの子供をプロの試合に入れて「なぜあそこのスペースに走りこまないんだ(怒)」と怒るのと同じです。

出来るわけありませんよね( ̄▽ ̄;)

ボールの蹴り方から教えていかないと何もできなくですぐにサッカーを嫌いになってしまうでしょう・・・

放置と自由は違う

「俺は部下には自由にやらせる主義だ」と言いながら実際はただの放置だったりします。

仕事の基礎も何も知らないで成長しろってのが酷な話です^^;

誰でも走り方は知っています。でも100mを10秒で走るためには優秀なコーチが必要ですよね。

何も教えずただ自由に走らせてただけで「あいつはいつまで経っても足が遅い」と言われたらたまったもんじゃないですよね^^;

新入社員は試験を潜り抜けた猛者

新入社員は多くの応募者の中から筆記試験に合格し、面接を通過したいわば選ばれた人達です。

そんな人が本当に出来が悪いでのしょうか。そうは思えません。

仕事の経験はないとしても少なくとも基礎能力があると判断して入社した人たちです。

それにもかかわらず出来が悪いのはどう考えても親でありコーチである上司の指導力不足だと思いませんか。

そう考えたら簡単に部下を悪くは言えないですよね(笑)

部下の悪口=自分の悪口ですよ。

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