どうも、スコプラです。
私は人からよく「温厚な人」「優しい人」とか言われます。怒ったりするの?って言われます。
そう言われると感情が欠落してるとかビビって怒れない人みたいであまり嬉しくないです^^;
やっぱり人間だからいろんな感情があるし自分の思い通りじゃない事とか自分の常識外の事を言われたらムッとすることがありますよ。
それでも周りの人に「温厚」なイメージを持ってもらってるということはそれなりに上手く怒りのコントロールが出来てるんじゃないかなとは思ってます。
それによく考えてみてください。「怒る」って何の生産性もなくないですか?
「怒る」とは?
「怒る」を調べてみると
① 腹を立てる。立腹する。いかる。 「真っ赤になって-・る」
② しかる。 「先生に-・られる」 〔動詞「おこる」は自動詞で、「…をおこる」とは言えない。「先生におこられた」はいわゆる迷惑の受身の例。迷惑の受身とは、「(雨が)降る」「(父親が)死ぬ」のような自動詞で作られる、迷惑を受けた人を主語とした受身表現「(私は出先で)雨に降られた」「(彼は幼い時に)父親に死なれて苦労した」をいう。それに対して「しかる」は他動詞で、しかる相手が存在する。相手は動作者よりも目下の者で、動作者は教育的な立場から行い、意図的におこったようなこわい顔をすることはあっても、原則として非感情的である〕【大辞林 第三版】
とあります。
②に「しかる」とあり、同じ意味として書いてますが一番下!
「非感情的である」
これを基準にここでは「怒る=感情的」「叱る=非感情的」に区別しましょう。
もっと言い換えましょう
怒る=自分のため
叱る=相手のため
なのでここでは今回の「怒る」には今後の為を思って失敗した部下を「叱る」や、将来を心配して子供を「叱る」っていうのは含みませんからね。
あくまでも感情的に自分のために怒(いか)ることです。「叱る」に対しては推進派です。叱るバンザイ。
人はなぜ怒る?
怒るという行為の本質をストレートに言い表してるなとった言葉があります。
「腹立って怒りたい人は偉いと思ってんねやろ、自分のこと」
最近話題になった明石家さんまさんが2017年11月26日放送の『誰も知らない明石家さんま ロングインタビューで解禁!』(日本テレビ系)の中で語った言葉です。
今回1番伝えたい言葉です。この時点でもう終わってもいいです。お疲れさまでした。ありがとうございました。
さんまさんはこの言葉の直前に
「腹を立てられる器でもない。そんなに偉くない。」
とも語ってます。
つまり自分の事が偉いと思ってるから思い通りにいかないと腹が立つってことです。
当てはまり過ぎて返す言葉もありません。ごめんなさい。
あのお笑いモンスターと言われる(自分で言ってる)吉本興業のトップ芸人がこんなに謙虚にされたら…もう生まれて来てごめんなさい。
怒ること自体が恥ずかしくなっちゃいますね。
怒ってる人に釣られない
世の中何かに取り憑かれてるの?ってレベルで怒ってる人っていません?
何でスイッチ入ったの?って人。今の会話のどこがお気に障りましたか?って人。
そんなタイプの人に会ったら絶対に怒りに釣られないことです。釣られたら負けですよ。
「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!!」
という言葉を聞いたことありませんか?
元々は漫画のセリフですが、相手の怒りに釣られないためのいい言葉です。もしあなたが誰かと言い争いになったとしたら、あなたとその相手は同じレベルと言うことです。そう考えたらスーッと怒りも冷めてきませんか?
私はこれでかなりの怒りが冷めてます。オススメです^ ^
さんま師匠の言葉を借りれば「人に腹を立たすやつってアホ。人に怒らすやつってアホ」なんです。そう考えたら「怒る(叱るではない)」ってバカらしいですよ(笑)